「大豆イソフラボンは更年期障害に良い」と聞いたことがある方もいるでしょう。では生理痛がひどかったり生理不順の場合は大豆イソフラボンで改善されるのでしょうか?
少しくわしく見ていきたいと思います!
大豆イソフラボンって何?
豆類にはポリフェノールという成分が含まれていますがポリフェノールの中でたびたび話題になるのが女性ホルモンと似た働きを持つといわれるイソフラボンです。
大豆の胚芽には豆類の中でもイソフラボンが桁違いに多く含まれています。
大豆イソフラボンはなぜ更年期障害に良いのか?
更年期障害とは50歳前後で閉経を迎える女性が女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少によってホルモンのバランスが崩れることで、さまざまな体の不調が現れることです。(閉経の時期をはさんだ約10年間を更年期という)
そんな中、大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)と似たような働きをするため摂取することで急激に減少したエストロゲンの働きを補ってくれることで症状が軽減するのです。
大豆イソフラボンで生理不順は改善するの?
では更年期障害が改善するように生理不順が改善するかというとそうとは言い切れません。
更年期障害は「女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少する」という明らかな原因がありますが生理不順は人によって原因が違います。
もちろん女性ホルモン(エストロゲン)が少なすぎるため無月経や生理不順が起こる場合もあれば、多すぎて生理が重くなったり生理不順になる場合もあります。
そして原因として女性ホルモンが出ている脳、卵巣、子宮に異常があるかもしれません。
そういった場合は生まれつきのものもありますがストレスや睡眠不足、無理なダイエットなどが原因だったりします。
そのためエストロゲンが少ない場合だったり多少のホルモンバランスが安定できれば大豆イソフラボンで改善されるかもしれないとしか言えないのです。
大豆イソフラボンの効果には個人差がある
先ほど更年期障害は大豆イソフラボンで症状が軽減すること、生理不順も改善されるかもというお話をしましたが実は個人差が大きいというのも最近わかってきました。
私たちは大豆イソフラボンを味噌や豆腐、納豆、豆料理などで摂取します。中にはサプリを飲んでいる方もいるでしょう。
体内に入った大豆イソフラボンは体の中で「ダイゼイン」という成分のまま吸収される人と「エクオール」という成分が生成されて吸収される人と2パターン存在します。
そして「エクオール」として吸収されれば女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをしてくれるといわれています。
しかし日本人は約半数が「エクオール」を生成できないといわれています。
生理不順に困っている方は産婦人科で医師に相談し、原因究明することが大事です。
サプリを飲んでもいいの?
サプリは摂りたい栄養素をそのまま摂取できるのでとても便利です。
大豆イソフラボンのサプリや先ほど話に出たエクオールのサプリもあるため試しに飲んでみたいという方は「大豆イソフラボンアグリコン型」や「エクオール」のサプリを飲んでみるのも一つですね。
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しかし大豆イソフラボンは摂取しすぎると健康被害がでるということもわかってます。他の栄養素もですがそもそも食品から自然に摂取できる栄養素が一番です。
なんでも摂取しすぎると体に悪影響を及ぼしてしまいます。
大豆イソフラボンは摂りすぎると生理の日数がのびたり子宮内膜症になりやすくなると言われています。
厚生労働省では1日の大豆イソフラボンの摂取量を70~75㎎としています。
それにくわえ、普段食べる食事にサプリなどでプラス摂取する量を30㎎としています70~75㎎というと例えば、朝豆乳1杯、夕食に納豆1パック、みそ汁の具に豆腐半パック食べたくらいです。
市販のサプリでも1日25㎎摂取できる量であったりします。
ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
- 大豆イソフラボンでは更年期障害は改善するとされているが生理不順は個人差があるため改善するといえない
- 大豆イソフラボンのサプリは必要以上に摂取してしまうと生理不順が悪化してしまうので大豆食品と注意しながらうまく摂取していくことが必要
ぜひご参考にしてみてください。
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